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Channel: 宮城県高校入試ガイド
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2013年度入試から始まる新しい県立高等学校入学者選抜

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宮城県では2013年度から始まる新しい公立高校の入試制度になります。以下に宮城県が現段階でイメージしているものを紹介しますが、全国的な視点で見ればそう新しくないことがわかります。すなわち全受験生に学力検査を課すということです。

では2013年度入試から始まる新しい県立高等学校入学者選抜をみてみましょう。

前期選抜入試イメージ
実施時期:2月上旬(1日で実施)
募集割合:
・普通科 10~20%
・総合学科及び農業・工業・商業・水産・家庭・看護・英語・理数に関する学科 10~30%
・体育・美術に関する学科 10~50%

選抜資料:
・調査書
・学校独自資料(面接・実技・作文等から一つ以上実施します。)
・学力検査(国語・数学・英語)

前期選抜に「出願できる条件」のイメージ例:
◆求める生徒像
○○の分野に強い関心を持ち,その分野の仕事に就くために,上級学校への進学を強く希望している者 など

◆各教科の学習成績
学習成績が優秀で,特に○○等において優れた学力を有する者など

◆特別活動(学級活動,生徒会活動,学校行事)
○○等の生徒会役員を経験した者
○○委員会委員長等を経験した者 など

◆スポーツ・文化・ボランティア活動(校外活動も含む)
○○大会以上で活躍した者
部活動で部長を経験した者
○年以上継続して地域のボランティアサークルに所属し,積極的に取り組んだ者 など

◆その他(取得資格等)
○○検定○級以上の資格を有する者
基本的な生活習慣が身に付いている者 など


前期選抜入試の選抜の仕方のイメージ
◆加算による方式
A「面接・実技・作文等の得点」・B「調査書点(満点は225点)」・C「3教科学力検査点」を合計した点数を基に,評定以外の調査書の記載事項も用いて総合的に選抜します 。選抜は次の2段階に分けて行います。

第1段階
合計点の上位の者から募集定員の一定割合に入っている受験生について選抜します。

第2段階
残りの募集定員について,調査書の記載事項(評定以外の特別活動の記録などの資料)も用いて総合的に選抜します。

調査書点 =(3年間の3教科(国・数・英)の評定の合計)+2×(3年間の3教科以外の評定の合計)


後期選抜入試イメージ
実施時期:3月上旬(1日もしくは2日で実施,現行の一般入試とほぼ同時期)
募集人数:募集定員から前期選抜合格者を除いた人数
選抜資料:
・調査書
・学力検査(国語・社会・数学・理科・英語)
・面接(各高校において,必要に応じて実施します。)
・実技(体育・美術に関する学科において,必要に応じて実施します。)

後期選抜入試の仕方のイメージ
相関による方式:調査書点と学力検査点の相関図表を基に,評定以外の調査書の記載事項も用いて総合的に選抜します。調査書点と学力検査点のどちらをより重視して選抜を行うかについては,各高校で定め,あらかじめ公表します。選抜は次の2段階に分けて行います。

第1段階
上位の者から募集定員の一定割合(領域A)に入っている受検生について選抜します。

第2段階
残りの募集定員(領域B)について,調査書の記載事項(評定以外の特別活動の記録などの資料)も用いて総合的に選抜します。

※ 調査書点=(3年間の5教科(国・社・数・理・英)の評定の合計)+2×(3年間の5教科以外の評定の合計)

第二次募集のイメージ
前期選抜と後期選抜を合わせた合格者数が,募集定員に満たない場合に実施
実施時期:3月下旬(1日で実施,現行の第二次募集とほぼ同時期)
選抜資料:
・調査書
・面接,実技,作文,学力検査(各高校において,必要に応じて実施)


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